こんにちは
最近、人生初の腰痛に悩まされているサラリーマンです。
今回は、「ヤバい葬儀社」の選び方としまして、
私が実際に現場を通して、この葬儀社はあまり良くないな…とか
こんな葬儀社はやめておいた方がいいな…と感じたポイントを紹介していきます!
※あくまで私個人の見解です。
葬儀屋から見て、嫌な葬儀屋はお客様にはお勧めできない!
葬儀業界への転職の参考にもなれば幸いです。
自社施工の現場(葬儀)がほとんどない葬儀社
まず、自社施工というのは「自力」で獲得した仕事のことです。
これは基本的に3パターンかと。
①営業先の病院や老人ホームからの紹介
②町会や自治体などの地域の繋がり・知人友人からの紹介
③自社WEBサイトからの集客
大体葬儀社ってこんな感じです。
しかし!
このようなことを、まったくやらないでもある程度儲けることができます。
都市部にはこのような葬儀社の巣窟があります。
「定額葬儀紹介サイト」
自社施工のない葬儀社が食べていける方法として
「定額葬儀紹介サイト」があります。
これは何かというと、「葬儀〇〇万円」と言い切っているサイトです。
例を挙げると、
小さな〇葬式
よりそうの〇葬式
終活〇っと
イ〇ンのお葬式
などが代表的です。
自力のない葬儀社はここから紹介を受けお客様のもとへ行くわけです。
※上記紹介サイトは、葬儀社ではありません。
葬儀社を紹介するWEBサイトです。
これだけで食ってるよ~ なんて業者
いっぱいいますからね。
なんでこのような業者がダメか
初動対応はサイト運営側のコールセンターがしているので、
依頼されてくる業者は対応力が低い可能性が非常に高い。
定額制のサービスを提供するだけなので、基本的に同じ仕事の繰り返しをしている。
圧倒的に引き出しが少ない。
引き出しというか紹介サイトの内容を説明するだけなので、取っ手だけのダミー
内容が固定されているので、やることと言ったら日程決めるぐらい。
打ち合わせなら素人でもできます。
実際素人でそれ以外わからないので、
「花祭壇の打ち合わせ」「料理の打ち合わせ」「香典返しの打ち合わせ」
全部別の人が来たりします。
これ今はありえないですからね。
超田舎の業者か、時代に取り残された古い葬儀屋だったり一部の大手互助会はいまだにやってます。
「危篤です」って何時間も前から呼び出されて、
やっと病院から出たと思ったら、打ち合わせ地獄。
遺族の心労をまったく考慮に入れていない。
遺族がかわいそうです。
こんなところはもうかっている可能性も高いですが、「殿様商売」であり関連業者からの評判はすこぶる悪いです。
今はネットでいくらでも情報が出回る時代です。
評判というのはいくらでも落ちるので、「気質」というものをどれだけ隠そうが無駄です。
いずれ地に落ちます。
アットホームな職場、、、的なNGワード
打ち合わせが終わったら、葬儀当日は葬儀系の人材派遣会社を使って現場をこなせばいいだけ。
「各部門のプロフェッショナルを…」みたいな文言がある会社はこれです。
この文言は人材が定着しない葬儀社や仕事が単純に少ない葬儀社
あとは、担当者それぞれが「ひとり親方」みたいな形式でやっている葬儀社はこれ書きがちです。
どれもこれも会社のかたちとして成り立ってはいるのでしょうが、人材育成という面で考えると、とても未経験者には向いていません。
葬儀社時代この手の業者の担当者にいろいろ質問しましたが、
技術的・専門的な質問には答えられないですからね。
あくまで「営業」ということです。
毎回同じパターンの依頼を受け、同じプランを提案し、同じ現場をする。
同じ繰り返しじゃ慣れてきたころには飽きます。
ユーザビリティの低いプランしかないと遺族の希望に答えられない事も必ず起きます。
サービス業が好きな人間からすると、これが一番つらい。
プラン構成や商品が異常に少ない。こんな葬儀社は直ぐに現場投入できることを第一に考えていることが多いので
基本的にスタッフは使い捨てです。物覚えの悪い人は要らないというわけ。
格安葬儀定額紹介サービスに登録している事の弊害
葬儀紹介サイトからの仕事を主体にしている業者は
そもそものプラン構成が紹介サイトに準拠して作られているので、サービス内容も固定されています。
祭壇は花祭壇でサイズは〇〇㎜とか。
棺はここからこれを仕入れろとか。
寝台車50㎞までプラン内な。とか…
仕事のある葬儀社なら、こんな条件で受けません。
全然利益が出ないからです。
ごく少人数の葬儀社や合同会社であれば「自分の食い扶持だけ稼げればいい」
という考えの業者もいるでしょう。
1度機会があったらこの手の業者の評判を調べてみてください。
ホスピタリティーが足りない担当者が大半なので参考になるかと。
公式サイトへの批判的なクチコミは表示されないように細工されているサイトが多いですが、SNSで探せばたくさん出てくるはずです。
まともな業者がやらない理由としては
安さにだけに釣られてやってくる消費者の質も低いからです。
それから、ネットで格安業者に依頼する流れとして、
「事前に下調べをしていない」人が圧倒的に多い傾向にあります。
これはアマゾンで使えればいいかと思い中華製の見た目がそっくりだけど本物より安いものを買い、実物が届いた時には質感も悪く何なら壊れているものが届いた時に似ています。
葬儀は葬儀社との契約ですから届いた時にはもう返品は出来ません。
もうこれって、ソシャゲのガチャに近いのですよ。
人の最期の買い物を1発数十万円のガチャに賭けられるならどうぞって話。
失敗するパターンまとめ
①「定額葬儀紹介サイト」は本当にお金に困っていない限りやめよう。
②「定額葬儀紹介サイト」と同じ価格帯の葬儀社も危険。
小さなお葬式やよりそうのページと見比べてみよう。
③事前に下調べをしっかりしていないほど、この手の業者に引っかかる。
はっきり言って、
心配な人への思いやりが感じられないと思われても仕方がないクオリティになる可能性大です。
葬儀社というのは本来、地域に根付いた産業です。
その地域の風習や慣習、葬儀事情に詳しい業者は必ずいます。
予算に応じて見積もりも複数提案します。
あなたの希望に近い葬儀社が必ず見つかるはずです。